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12月中旬。久しぶりに母親へ電話をし、最近の出来事などを報告しました。「年末年始は帰ってくるの？」という母親の問いに、30日に帰省すると伝えると、網走に住んでいる弟が1月は帰省せず2月に帰省することを知りました。
『このままだとお盆休みまで会えないな』と思いながら手元にあった時刻表を眺めていると、『札沼線で旭川まで行けば弟が来てくれるかもしれない』と思いつき、すぐ弟に提案したところ「普通列車でも網走から日帰りで行ける」とのことで、13時に旭川で会うことになりました。

札沼線（学研都市線）は石狩当別駅までは1時間に2～3本くらい列車が運行されていますが、それより北は列車の本数が激減。末端の浦臼駅から新十津川駅までは1日1往復しか運行されません。

札幌駅を6:58に出発。石狩当別までは38分、7:38に到着します。札幌駅から新十津川駅まで直通していないので、途中の石狩別当駅で乗り換えが必要です。石狩当別駅7:45発、新十津川行きの列車に乗車。新十津川駅へは103分（1時間43分）、9:28に到着します。

この列車は折り返し石狩当別行きになり、9:40に新十津川駅を出発。新十津川駅の最終電車は9:40という「日本一終電が早い」駅としても鉄道マニアの間では有名です。

せっかく札沼線の末端区間まで行くのであれば日本一早い終電に乗らないと面白くありません。新十津川駅まで行って、折り返しの日本一早い終電に乗る。鶴沼駅で降りて、動画を撮影することにしました。

札沼線は一日一往復しか列車が無いため、鶴沼駅で下車したら翌朝までは列車は来ません。鶴沼駅から東へ約5kmのところに函館本線の奈井江駅があり、その駅は1～2時間に1本くらい旭川方面へ向かう列車が出ています。鶴沼駅から奈井江駅へ路線バスで行けないかを調べましたが、私が訪問する時間帯にはバスが運行されていないため、歩くことにしました。

1月に北海道の札沼線（学研都市線）にある鶴沼駅へ行ってきました。
今日は鶴沼へ行くことになった経緯を投稿します。

遡ること2017年7月。会社の先輩が中古マンションを購入＆リフォームをし、完成した家をチームメンバー全員で見に行きました。チームの人と一緒に、会社から歩いて13～4分の場所にある先輩の家へ。複雑な造りの建物で、どのエレベーターから行くのか、途中階段を使わなければならないなど迷いながらも無事に到着しました。

先輩の家はリフォーム済で売りに出ていたにも関わらず、さらに自分好みにリフォームしたそうで、随所に先輩のこだわりが感じられました。

全員揃ったところで宅配ピザを注文。ピザが届くまで近所のスーパーで購入したお酒で乾杯し、買ってきたお菓子や総菜、チーフが自宅で作った料理をつまみながらリフォームの話を聞きました。

上司が先輩に「先日買ったプロジェクター出してセッティングして」と指示し、セッティングが完了すると「それじゃ各自おすすめの動画を観よう」という話になりました。

上司のおすすめ動画は、マデイラ空港に飛行機が着陸する動画。強風が吹きすさぶ中、風に煽られながら着陸を試みる飛行機。ある飛行機は無事着陸し、ある飛行機は着陸を断念する・・そんな映像が延々と流れる動画でした。

家をリフォームした先輩のおすすめ動画は、自分の実家の犬が映った動画で、周りの反応はイマイチ。犬派が少なかったのでしょう。

自分の番が回ってきたので、普段見ている鉄道関係の動画を紹介。
【闇の深い駅第１号】札沼線・鶴沼駅再調査②駅舎ホーム駅ノート編
https://www.youtube.com/watch?v=_AmDk2ofRlA

interurban6304さんが北海道の駅の秘境駅を回って駅の様子を実況する動画ですが、他の方は「この動画のどこかが面白いんだ？」という表情をされていました。interurban6304さんも「分かる人にだけ分かればいい」というスタンスで動画を作成されているので、この動画は完全にはずれでした。

上司が「お前もこの駅で駅ノートに書き込む動画を撮ってきたら」という話になりましたが、北海道に行く機会はしばらくないと思い「行く機会があったら行きます」と軽く答えてしまいました。しかし、1月に行く社員旅行の行き先が北海道に決まり、有言実行、鶴沼駅へ行くことを決めました。

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兵庫県のとある企業で働くバードトリという20代・男性による、鉄道ブログです。
実体験をもとに、赤裸々に公開します。
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